各駅詳細/駅構造


※クリックすると拡大します

解説

 

全駅を新宿管区、立川管区、府中管区の3つに分けて管理しています。新宿管区は新宿三丁目駅~久我山駅を、立川管区は三鷹台団地南駅~立川南駅を、府中管区は多摩丘陵線全線をそれぞれ管轄しています。新宿西口駅、立川南駅、府中駅に管区長が配置され、それぞれ駅長も兼ねています。

 

経営安定化のため、利用者が比較的少ない駅は無人化しています。地下駅は保安上の都合で利用者数にかかわらず有人駅となっています。立川南駅と府中駅にそれぞれ一括集中管理所が設けられ、無人駅の監視・機器制御などを行い、緊急時には最寄駅から係員を派遣します。なお、無人駅でも一部駅は平日朝ラッシュ時間帯のみ係員が配置されます。

 

有人駅も新多摩高速交通の直営管理駅は利用者の多い12駅のみで、その他の駅は業務委託駅となっています。朝時間帯の無人駅への係員配置も業務委託しています。

主要駅詳細

(RT01)新宿三丁目

(RT02)新宿西口

(RT03)西新宿五丁目

(RT10)久我山

 (RT13)三鷹市  (RT16)府中試験場前 (RT21)国立学園通り

(RT24)立川南

(RT27)府中 (RT30)南多摩 (RT37)唐木田

(RT42)相模原

標準駅構造

 

駅は、共通設計の標準駅方式を導入しています。没個性ではありますが、設計および建設コストを削減できます。道路面、コンコース階、ホーム階の上下移動の負担を軽減するため、エレベーター・エスカレーターを設置してバリアフリー化に努めています。

 

利用者の多い主要駅は、標準駅の構造を基本に、階段やエスカレーターの数を増やすなどそれぞれの駅の独自設計となります。

 

ホームは、利用者の列車接触や軌道への転落防止のため、全駅にホームドアを設置しています。

<ホームドアイメージ>

 

 

 

 

 

高架駅

 

標準高架駅は、コンコース階と相対式二面二線のホーム階の構造となっています。

 

・採用駅:三鷹台団地南、三鷹新川、野崎、大沢台、小金井前原、府中新町、府中栄町、西原町、浅間町、府中の森公園、是政、向陽台、長峰、多摩東公園、多摩諏訪、小野路、南野、長池公園西、小山ヶ丘

 

(細部に違いはあります)

地下駅

 

標準地下駅は、コンコース階と島式一面二線のホーム階の構造となっています。地下駅は建設費が嵩むためコスト削減が課題です。ホームは、1本ですむ島式としました。島式の場合、駅ホームが間に入ることにより拡がった軌道間の距離を縮めるため、駅前後に曲線区間が必要です。この区間を少しでも短くするため、ホーム途中からカーブが始まり、両端に向け狭まっていく構造になっています。

 

・採用駅:弥生町三丁目、南台、方南町、浜田山四丁目、高井戸北、矢川北、立川錦町、宮下本町

 

(細部に違いはあります)