2100系(1次車)
※クリックすると拡大します
解説
車両はリニモ100形、及びそのベースになった実験車両HSST-100Lをモデルにしています。21世紀での活躍を期待して、形式名は2100系としています。
HSSTの特徴をフルに活かし、営業最高速度110km/h、加減速度4.0km/h/sと優れた性能を発揮します。編成は利用者数から6両固定としました。また、リニモよりも先頭車・中間車ともに多少長くなり、電力の供給能力も強化しています。
立川南・相模原方が1号車で、新宿方が6号車になります。5号車は弱冷房車です。全車の一方の車端部には優先席が設けられています。通勤通学輸送がメインであることから、車内はロングシート主体ですが、中間車には一部クロスシートも設けられています。車椅子スペースは運転席直後にありますが、これは乗務員が介助を行いやすくするためです。
車体下がモジュール方式の台車で占められているため、機器を設置することができず、代わって車内の四隅に機器室を設けています。
外観塗装はシンボルカラーである赤色と緑色のラインを引き、さらに窓廻りは黒色にすることで都会的洗練さを出しています。
前面部は、丸みを帯びた親しみやすいデザインを目指しました。折り畳みはしご付きの非常用貫通扉が中央に配置されています。大阪市のニュートラム200系、神戸市のポートライナー2000型、西武30000系(スマイルトレイン)などを参考にしています。
ATO(自動列車運転装置)を搭載し、車掌は乗務せず運転士のみが乗務するワンマン運転を実施しています。
(第1編成)2101,2201,2301,2401,2501,2601
(第2編成)2102,2202,2302,2402,2502,2602
(第3編成)2103,2203,2303,2403,2503,2603
~
(第31編成)2131,2231,2331,2431,2531,2631
(第32編成)2132,2232,2332,2432,2532,2632
(第33編成)2133,2233,2333,2433,2533,2633
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2100系(2次車)
※クリックすると拡大します
解説
第34編成以降は、若干のマイナーチェンジを行い、2次車として区別されています。車両の性能・構造は1次車と同じですが、外観が白を基調とし、ドア部分にシンボルカラーを配するスタイルとなっています。また、車両中央部分には路線愛称の「RapiTta」の文字列が記されています。
車内は1次車と異なり、車端部以外はロングシートとなり、それに伴い定員が少し増えています。また、3号車と4号車にはベビーカーや大きな荷物を置けるフリースペースを設けました。その他座席の色も変更され、より明るい車内になっています。
(第34編成)2134,2234,2334,2434,2534,2634
(第35編成)2135,2235,2335,2435,2535,2635
(第36編成)2136,2236,2336,2436,2536,2636
~
(第49編成)2149,2249,2349,2449,2549,2649
(第50編成)2150,2250,2350,2450,2550,2650
(第51編成)2151,2251,2351,2451,2551,2651
1次車との変更点
|
総車両数:51編成(1次車33編成,2次車18編成)306両